自然豊かなスポーツの国カナダでは、週末には家族揃って山や海に出かけます。
バンクーバーには多くの大きな公園が至る所にあり、市民はそこで春になると素裸になって日光浴を始めます。
自転車に乗る人、犬を連れてローラーブレードをする人、ジョギングをする人、テニスをする人、みんな勝手気ままに太陽と遊びます。
公園に隣接するショートホールを裸足で回る若者はスコアなど気にもしません。 バンクーバー近郊には誰でもプレイ出来るパブリックコースが全部で10カ所以上もあり、費用も18ホールで安いコースで19ドル、高くても159ドルと嘘みたいな値段です。
日照時間の長い夏になると夕方の5時から仕事の終わったカナダ人が気軽にコースにやって来て18ホールが終わってもまだ明るいのです。
ダウンタウンに近いバンクーバー自慢のスタンレーパークには太古の原生林が残っており、広大な公園内には、動物園、水族館、ヨットハーバー、サイクリングコース等があり、ここは市民の遊び場になっています。 太平洋の入江で遊ぶマリンスポーツも港町バンクーバーに欠かせない魅力の一つです。 まさに、海と森と山という自然条件が市民スポーツの背景になっているのです。
バンクーバーを行動の基地にすれば
バンフもシアトルも週末旅行の近さ。
トランスカナダ(国道1号線)を時速100kmで飛ばせば、万年雪と大氷河のロッキー山脈まで2日の旅。 世界的な観光地バンフ、ジャスパーではサマースキー、ゴルフ、登山、釣りと、遊びきれないレジャーメニューが待っています。
九州と同じ広さを持つバンクーバー島へは水上飛行機で約30分、フェリーで約3時間。BC州の首都ビクトリアにはお城のようなエンプレス.ホテルと州の議事堂があり、ここも観光の名所。
バンクーバーから東部のトロント、モントリオール、ナイアガラ方面へ行くとなると、飛行機で4〜6時間の旅となり、カナダの国土の広さを思い知らされますが、広大な分だけ楽しさも広がります。
またバンクーバーの面白さは、隣のアルバータ州へ行くより、アメリカのシアトルへ行く方が余程近いということ。 アメリカ3大ネットワークのTV番組が全部楽しめるバンクーバーですから、隣国シアトルのバーゲンやイベント情報などを得て、週末には国境を越えてショッピングやコンサートにお出掛けという、島国日本では考えられないグローバルな行動半径もバンクーバーの魅力の一つです。
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